ホーム操作方法よりも重要なプログラミング
ドローンエンジニアに求められるのはプログラミングの技術です。ドローンの操作方法について知ることも大切ですが、高精度のドローンを開発するためにはどうしても高い技術が必要です。では、ドローン開発に使える技術をどのように習得すればいいのでしょうか。ドローンプログラミングに使用するプログラミング言語とあわせて紹介していきます。
学習用ドローンを使ってプログラミング言語を学ぶ
ドローンを制御するAIを開発するためにはプログラミングの技術が欠かせません。
AI開発に用いられるプログラミング言語の定番といえば、PythonやSwiftです。プログラミングスクールを活用してAIまわりの技術学ぶという方法もありますが、実際にドローンを使って学ぶという方法もおすすめです。DJIの「Tello Edu」を使えば、プログラミング初心者でもAIプログラミングを学べます。組み立てからドローンを自作するなら、小型ドローンの「CoDrone」がおすすめです。仕様が異なるLiteとProのどちらでもPythonを使うことができます。水陸どちらでも操縦可能なドローンの「Airblock」は、衝撃に強く組み立ても簡単です。Makeblockという専用のプログラミングアプリで楽しみながら学ぶことができます。
ドローンのプログラミングに使用する言語
ドローンの制御に不可欠なのがAIなので、ドローン開発にはAI開発の定番言語であるPythonの技術が必要です。ドローンの操作中、AIは膨大な量の数学的な処理を行なっています。処理内容はとても複雑なもので、それを可能にしているのがPythonの技術ということになります。現在多くの開発現場でPythonによるAI開発が進められており、ドローンだけでなく多くの製品やサービスにAIが組み込まれています。
つまり、ドローンエンジニアを目指すならばPythonは最低限習得しておくべきスキルなのです。Python以外でドローン開発に不可欠なプログラミング言語として忘れてはならないのが、C言語・C++です。ドローンメーカー大手のDJIの製品開発にもC言語・C++が用いられています。C言語・C++でできるのは、ドローン本体の姿勢を制御したり距離を測定したり、障害物を検知したりすることです。難易度は他の言語と比較しても難しいほうで、習得するためにはある程度の時間がかかる覚悟が必要です。プログラミング初心者が言語を独学で習得するならば、できるだけ難易度の低い言語からスタートするのが理想です。C言語・C++の場合は、難易度が高いことから独学よりもプログラミングスクールの利用がおすすめです。
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